腸年齢チェック
病気の発生は、生活習慣と関わりがあるとされています。最近、腸内細菌(腸年齢)の多様性の低下(dysbiosis)が病気の発症に関わっていることが報告され始めております。
腸内フローラは、老年期になると徐々に多様性が低下し腸年齢が上がっていきます。
腸年齢が上がると、病気になりやすくなったり、体調の不良を来たすことがあります。
また生活習慣などから、腸年齢が老化することがあります。
下記のチェックシートで簡易的に現在の腸の状態をチェックすることができます。
生活スタイルについて
□ 運動不足である
□ 仕事がデスクワーク
□ 煙草を吸う習慣がある(電子タバコ含む)
□ 毎日のようにお酒をよく飲む
□ 仕事、人間関係でストレスにさらされている
□ 睡眠不足など不規則な日常生活をおくっている
□ おならが急にくさくなった(くさいと家族に言われる)
□ 最近急に食欲がなくなった
□ 肌荒れ にきびが最近ひどい
□ 肥満・糖尿病である
食事について
□ コンビニ食や外食が多い(週3回以上)
□ ハム、ソーセージなどの加工肉をよく食べる
□ 魚より肉類を多く食べる
□ 野菜はあまり食べない
□ 脂っこいものをよく食べる
□ 発酵食品をほとんど食べない
□ 朝ごはんを抜くことが多い
□ 時間がなくて、早食い・飲み込むように食事を取っている
□ 忙しくて、食事の時間が不規則
□ 寝る前にお腹がすいて夜食を食べてしまう
排便習慣について
□ コロコロの便(ウサギのうんち)がでる
□ トイレに行っても、またすぐに行きたくなる事が多くなった
□ 便秘と下痢を頻繁に繰り返すようになった
□ 最近になって便がほとんど出なくなってきた
□ 踏ん張らないと便がでない
□ また便が細くなって「残便感」が出るようになった
□ 便器の底に便が沈むことが多い
□ おならが我慢できない おならと一緒に便がでる
□ お腹に違和感があり、張ったような感じがする
□ 便にドロッとした粘液、黒っぽい便が混じる
0-5個:腸年齢と体年齢はほぼ一緒もしくは若い状態です。理想的な状態ですので、健康維持のため今の生活を継続してください。
6-10個:腸年齢が、やや体年齢に比べわずかに老化しております。疲れやストレスを溜め込みすぎず、刺激の多い食事を避けましょう。
11-15個:腸年齢がかなり老化しており、腸内フローラが乱れている可能性があります。大腸がんや自己免疫疾患など病気のリスクがありますので、生活習慣の改善を行うようにしてください。
16-20個:腸年齢が高齢者の状態です。腸内フローラが著しく乱れています。病気発症のリスクが非常に高い状態です。今すぐに生活習慣を改め、食事や運動に気をつける必要があります。
21個以上:腸年齢は超高齢者の状態です。すでに病気になっている可能性もありますので、病院受診の上、血液検査や内視鏡検査などをお勧めします。
腸内フローラ・内視鏡検査を受けてみませんか?
チェックリストで11個以上当てはまった方は大腸カメラをお勧めします
チェックの結果はいかがでしたでしょうか? 多数の項目に該当しているかたは生活習慣を改善するのはもちろんですが、すでに体の中に病気が隠れている可能性があるので注意が必要です。特に11個以上当てはまった方は、大腸がんなど緊急性が高い病気の場合もありますので、お近くの消化器内科にご受診ください。
また腸内環境が悪化すると、大腸がん、潰瘍性大腸炎、クローン病、糖尿病など病気になる確率が上がります。特に大腸がんはに40歳を過ぎたら罹患するかたが増えるので、大腸がん検査を1度は受けることをお勧めします。
町田市 つくしの駅前内視鏡クリニックでは腸内環境の把握ができる腸内フローラ検査、大腸がん・大腸ポリープが疑わしい方の精密検査など専門的な診療に対応しております。些細なことでも構いませんので、いつでもお気軽にご相談ください。遠くて当院に受診出来ない方は、早期発見・早期治療のためにも高精度な検査を提供している医療機関で精密な大腸カメラを受けることをご検討ください。
大腸がんは、早期の自覚症状に乏しいため進行してから発見されることが多い病気です。しかし、大腸がんは早期に発見して適切な治療を受ければ完治が望める病気です。自覚症状のない早期の段階でも、内視鏡検査であれば発見が可能です。そのため、早期発見には定期的な内視鏡検査が有効です。特にリスクが上がりはじめる40歳を超えたら、症状がなくても大腸カメラを受けることが重要です。病変がない場合でも粘膜の状態を確認することでより適切な予防につなげることもできます。また、当院では大腸カメラの際に、見逃されやすいヒダの裏側までしっかり時間をかけて調べております。ご家族に大腸がんになった方がいるなどは、40歳を待たず早めにご相談ください。
現在コロナウイルス感染予防のため、検査前にご自宅で感染有無のチェックシートのご記入(検温等)をお願いしています。
お急ぎの方はなるべく早めにご予約ください。
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ご予約頂きました患者さまは下記のWEB問診をお願い致します。
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※血液をサラサラにする抗凝固薬、抗血小板薬などをお飲みの方は、これらの薬を内服したまま検査を行った場合、病変が見つかっても切除してくることが出来ないことがあります。ただし、むやみに休薬すると心筋梗塞や脳梗塞の再発リスクがある患者さまがいらっしゃいますので、休薬してよいか処方医に当院から確認させて頂きます。
※糖尿病のお薬(インスリン注射含む)を使用中の方もお食事を抜くことによる血糖変動のリスクがあります。検査時間を細かく計画いたしますのでご相談ください。